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2019/08/30
千海博美個展
「Strange room」を表参道のHBギャラリーにて開催いたします。
2019.9.13(金)−18(水)
11:00~19:00(最終日のみ17:00まで)
Opening party 9.13(金)18:00~20:00
HB初個展です、どうぞよろしくお願いいたします。
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〒150-0001
東京都渋谷区神宮前4-5-4 原宿エノモトビル1F(地下鉄表参道駅 A2出口)
TEL. 03-5474-2325

2019/07/10
「なにかが首のまわりに」チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ著(河出文庫)の
カバー装画を担当しました。
12の短篇集です。どのお話も素晴らしくて、ゲラを読んでいて幸せでした。
デザインは鈴木成一デザイン室。

2019/07/05
ondo S&Eにて開催する
グループ展「This One Summer」に参加します。
ササキエイコ・千海博美・西山寛紀・早川世詩男・山本由実
「This One Summer」
2019.7.5 (金) − 7.15 (月) 8(月)・9(火)休12:00–19:00 ※最終日17:00まで
イラストレーター5名でグループ展を開催します。
「This One Summer」と題し、それぞれの”夏のある日”を描きます。
ぜひご高覧ください。
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■RECEPTION PARTY 7/13(sat)18:00-20:00
作家を囲んでささやかなオープニングを行います。
ドリンクと軽食もご用意しております。
どなた様でもご参加頂けますので、お気軽にお越しください。

2019/06/04
「ねこのおうち」柳美里 著(河出文庫)の装画・挿絵を担当しました。
単行本でもカバー装画を描かせていただいたのですが、
文庫化に伴い新たなイラストを使用していただきました。
デザインは鈴木成一デザイン室さんです。

2019/03/17
NHKテキスト まいにち中国語の表紙イラストレーションを
4月号から1年間担当します。
中国の服飾史や所縁の動物などを描いていきます。
(架空の要素も含みつつ)4月号は漢の時代の踊り子の衣装です。
デザインはナカムラグラフさん。毎月18日発売です。

2019/03/10
リピジュリティソープのパッケージイラストを描かせていただきました。
(株)ランブルフィッシュさんより発売される
リピジュリティソープのパッケージイラストを担当いたしました。
所々金の箔押しで、綺麗です。
今のところ会社問い合わせで購入可能とのこと。

2019/02/06
「ミステリーズ!vol.93」(東京創元社)から年間で表紙を担当します。
創元推理文庫の名作ミステリをテーマに毎号描いていきます。
第一弾はガストン・ルルー「黄色い部屋の謎」から。偶数月15日発売です。

2019/02/05
「夕焼け色のわすれもの」たかのけんいち作(講談社)の装画・挿絵を担当しました。
デザインは城所潤さんです。

2019/01/23
SPUR3月号から1年間、星占いのページでイラストを担当します。
2019/01/04
新年あけましておめでとうございます
昨年は新しい仕事、新しい出会いに恵まれました。
お世話になった皆々さまに厚く御礼申し上げます。
イラストレーションで関わる未知の世界は本当に楽しく、
物作りができる日々をありがたく思っています。
今年もますます精進してまいります。…力み過ぎず程よく。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018/12/21
「珠玉」彩瀬まる著(双葉社)のカバー装画を担当いたしました。
デザインは瀬戸内デザインの小川恵子さんです。
久々にみっちり模様を施した服を描きました。
小説の中にキシとカリンという真珠が登場するのですが、
なんと真珠に意思があって、この2人(?)のやり取りが
微笑ましくて楽しく、新鮮な感覚でした。
タイトルのデザインも真珠を思わせるフォントも素敵です。

2018/12/09
プレジデントムック
「七緒」vol.56 特集 「誰でも「5分」で帯が結べる本」 の扉絵を担当しました。

2018/11/28
「布博in東京」の
キービジュアルイラストを担当いたしました。
1月18日〜二週間に渡って開催されるイベント
布博in東京のキービジュアルを担当しました。
1週目は織りやニット、2週目は刺繍の作家さんが一堂に。
イラスト制作に際し、参加者様の作品を拝見したのですが、
どれもクオリティの高い繊細な作品ばかりです。
私も一お客さんとしてただ買い物しに行きますー。
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「布博 in 東京 vol.12」
Week1.「冬晴れ織りとニット展」
2019年1月18日(金)-1月20日(日)
Week2.「春待ち刺繍展」
2019年1月25日(金)-1月27日(日)
入場料:500円
会場:町田パリオ 町田市森野1-15-13 3F、4F、5F
JR・町田駅、小田急線町田駅より徒歩1分
http://textilefabrics.jp/201901/
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2018/11/26
ドクターシーラボのメディカルコスメ会報誌「Ci:LABO美研」第9号
特集「占星術師yujiさんが語る2019年もっと美しくなる星占い」の
イラストを担当しました。
12星座描くの初めてで楽しかったです!

2018/11/18
「くらしごと市in徳島」の
キービジュアルイラストを担当いたしました。
3月に大阪でも開催されたondoさん主催のイベント、くらしごと市。
前回のビジュアルに追加するかたちで、
徳島の阿波踊り、すだち、半田そうめんなどを新たに描き下ろしました。
11月24日(土)、25日(日)の2日間の開催です。
工芸品や食品など、さまざまな商品が並びます。
ワークショップもあるみたいです。
私も絵の展示で参加するので、会場の徳島へお邪魔する予定です。
お近くの方、ご旅行がてらの方、ぜひお越しくださいませ。
会場でお会いできるのを楽しみにしております。
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くらしごと市 in 徳島
2018.11.24 (土) 10:00-18:00 25 (日) 10:00-17:00
@CULTURE & MULTI SPACE 「EMILE」
〒770-0044 徳島市庄町1丁目63
https://galleryondo.wixsite.com/kurashigotoichi
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2018/11/03
横浜ベイクォーター「CHRISTMAS MAGIC」の
キービジュアルイラストを担当いたしました。
横浜駅東口にあるショッピングモール、
横浜ベイクォーターのクリスマスのビジュアルを担当しました。
カラフルな幾何学模様のツリーです。
ポスターやバナー、駅前広告などに使用していただいております。
デザインはリライトの大平さん。
実は同級生なのですが、昔からずっと素敵な感性の人です。
一緒に仕事をすることができてただただ嬉しいです。

2017/10/06
ondo tosaboriにて開催する
グループ展「えがく、だるま展」に参加します。
2018年10月11日(木)ー21日(日)
12:00–19:00 月火休み
※最終日17:00まで
※10月13日(土)はイベントのため17:00で閉場
1月に行った個展や、くらしごと市のイベントでお世話になっている
ondoさん主催のグループ展に参加させていただきます。
だるま=立体に描くのもなかなか新鮮です。
関西方面の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。
2017/10/06
worksを更新しました

2018/08/02
ジュンク堂書店池袋本店にて、原画展「本の絵」を開催いたします。
これまでに担当させていただいた書籍装画の原画展を行います。
会場となるジュンク堂書店池袋本店には
イラストレーター駆け出しのころ勤めていました。
展示をする機会をいただき感慨深い思いです。
作品数は全部で25点ほど。
書店の方で発注をかけてくださったので、本自体もご購入頂けます。
酷暑のなかでの開催ですが、ぜひ本屋に涼みにいらしてくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
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千海博美原画展 『本の絵』
2018.08.04(土)-08.18(土) 10:00-22:00
ジュンク堂書店池袋本店9Fギャラリースペース
〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-15-5
TEL.03-5956-6111
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2018/07/27
「クリック?クラック!」「デュー・ブレーカー」エドウィージ・ダンティカ著 山本伸訳
(五月書房新社刊)のカバー装画を担当いたしました。
ハイチ出身の作家エドウィージ・ダンティカの2作品の装画を描かせていただきました。
2つの物語に登場する蝶が印象に残っていて、モチーフに選びました。
デザインは山田英春さん。手書き風の英フォントも凄く素敵です。

2018/06/15
文芸誌『MONKEY vol.15』特集「アメリカ短篇小説の黄金時代」(スイッチパブリッシング)にて、
バリー・ユアグローの短篇「いくつかの奇妙な話」の扉・挿絵を担当しました。
アメリカの作家バリー・ユアグローの新作短編全7編の
挿絵と扉絵を描かせていただきました。
バリー・ユアグローの短編は2014年の2人展の時にテーマにしたことがあります。
(「一人の男が飛行機から飛び降りる」という短編集。)
読後の当惑を、絵にもにじませたいと思いました。
ADは宮古美智代さん。
ページの地色がひんやり不気味カラーでいい感じです。夏。

2018/06/08
「市場のことば、本の声」宇田智子著(晶文社)の
カバー装画を担当しました。
沖縄の第一牧志公設市場向かいにある古書店ウララの店主、
宇田智子さんのエッセイ集です。
宇田さんは昔、ジュンク堂池袋本店の人文書を担当されていた方で、
時期はかぶっていないとはいえ、私もジュンクOGなので、
こうやってお仕事でご一緒することになるとは嬉しい驚きです。
巡り合わせてくださったのは、装丁家の矢萩多聞さん。
カバーを外すと鮮やかなグリーンの表紙。
本の帯、表4側の文章も素敵です。

2018/06/05
太宰治著「晩年」「ヴィヨンの妻」「ろまん燈籠」
「愛と苦悩の手紙」「もの思う葦」(角川文庫)の
カバー装画を担当しました。
カバーのリニューアルで5点すべて同じ装画です。
太宰治の故郷、青森の林檎をモチーフにしました。

2018/05/20
GINZAのウェブマガジンginzamag.comで連載開始の齋藤薫さんのエッセイ
「女とおしゃれのアナリシス」トップ画像のイラストレーションを担当しました
憧れの雑誌GINZAのウェブマガジンにイラストを使用していただきました。
好きなものに仕事で関われるなんて幸せです。
実際のページはこちら。
2018/04/02
アミュプラザ長崎の店内外広告やCMのイラストレーションを1年間担当します。
JR長崎駅直結のショッピングモール・アミュプラザ長崎。
ポスターや懸垂幕、パネル、ディスプレイと色々なところで
イラストを使用していただいております。
中でもCMは自分でも初めての媒体で、自分の絵が動いたことにただただ感動しました。。
残念ながら関東ではご覧いただけないので、HPやTwitterにアップしていきたいと思います。
主人公のピンク色した女の子はアウコといいます。
「あいにいこう」をテーマに一年を通してアウコが出会う人、モノを描いていきます。

2018/03/30
「二つの季節」 松永澄夫 著(春風社)の
カバー装画を担当しました。
今回初めて、消しゴムハンコでの作品を採用していただきました。
色々な方法でお仕事させてもらえるのはありがたいことです。
ハンコは力の加減でムラになったりして、それが楽しい。

2018/03/16
「宮沢賢治コレクション 10 「文語詩稿・短歌」(筑摩書房)の
カバー装画を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第10弾です。
一年以上にわたって担当させて頂いた装画のお仕事の最終巻です。
最後は賢治の肖像と、裏表紙には賢治最愛の妹トシを。

2018/01/26
「宮沢賢治コレクション9「疾中・東京ほか」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第9弾です。

2018/01/22
「半分世界」 (創元日本SF叢書) 石川 宗生著)カバー装画を担当しました。

2018/01/18
イラストレーション 2018年3月号 No.217 の
特集「本とイラストレーション」にて取り上げていただきました。
今まで担当させて頂いた本のお仕事と、オリジナル作品、
インタビュー記事などを載せていただいております。
個人特集されている丹地陽子さんや
「グラフィックデザイナーが選ぶ装丁2017」など、
本にまつわる内容が盛りだくさんです。
ぜひ書店でご覧くださいませ。

2017/12/22
終了いたしました。ご来場ありがとうございました!
2018年1月個展「exotica」を開催いたします。
東京・大阪を初巡回します。
新作描き下ろしと、お仕事の絵を数点合わせ、
新年早々より個展を行います。
エキゾティカ=異国風の、という意味をタイトルに、
いま個人的に魅せられているアジアや中東を匂わせる絵を並べます。
民族衣装や伝承にインスパイアされた私の中のどこの国でもない、異国の絵です。
お寒い中ですが、ぜひお越しいただけたら嬉しいです。
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千海博美 個展 [exotica]
【東京展】
2018.1.6(土)-14(日) /9・10休み/12:00-19:00※最終日17:00まで
ondo STAY&EXHIBITION
〒135-0024 東京都江東区清澄2-6-12
TEL:03-6240-3673 FAX:03-6240-3674
東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河」A3番出口から徒歩約5分
作家在廊日:1/6(土)、1/7(日)、1/13(土)、1/14(日)
【大阪展】
2018.1.18(木)-28(日) /22・23休み/12:00-19:00※最終日17:00まで
ondo tosabori,osaka
〒550-0001 大阪市西区土佐堀1-4-3 西田ビル3F
TEL:06-6240-3673 FAX:06-62403674
地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」3番出口より徒歩約5分
京阪中之島線「渡辺橋駅」3番出口より徒歩約5分
作家在廊日:1/18(木)、1/19(金)、1/20(土)、1/21(日)
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よろしくお願いいたします。
DM郵送ご希望の方「contact」よりお名前ご住所をお知らせくださいませ。

2017/12/12
「華松」ロゴビジュアルを担当しました。
ミートフーズ華松という佐賀牛を扱うお肉屋さんの
ロゴのイラストを描かせていただきました。
松のシルエットのなかに霜降りの柄を施しました。
リーフレットやホームページなどで使用して頂いています。

2017/12/08
「テーラー伊三郎」川瀬 七緒 著(KADOKAWA)のカバー装画を担当しました。

2017/12/07
「増補 書店不屈宣言」田口 久美子 著 (ちくま文庫)のカバー装画を担当しました。

2017/11/22
「宮沢賢治コレクション8 「春と修羅:第三集 口語詩稿ほか: 詩III」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第8弾です。
2017/11/09
gallery更新しました

2017/10/29
「ポンド氏の逆説【新訳版】」G・K・チェスタトン 著
南條 竹則 翻訳(創元推理文庫)のカバー装画を担当しました。

2017/10/13
「Love 恋、すなわち罠 ミステリー傑作選」
日本推理作家協会 (編集) (講談社文庫)のカバー装画を担当しました。

2017/09/26
終了しました
都立大学 MOUNT tokyoにて開催する
グループ展「Nice People #4」に参加します。
2017年10月12日(木)ー22日(日)
12:00~19:00(最終日は17:00まで)
OP:10月14日(土)17:00~19:00
※月火水休
久々のグループ展参加です。どきどきしますね。楽しみです。
こちらのギャラリーはZINEという小冊子の展示販売も常設して行っているので、
芸術の秋、読書の秋、どちらも楽しんでいって頂ければ。。
MOUNT tokyo HP

2017/09/25
「宮沢賢治コレクション7 「春と修羅: 春と修羅―詩Ⅱ」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第7弾です。

2017/09/05
「哲学散歩」木田元著 (文春文庫)のカバー装画を担当しました。

2017/08/24
「宮沢賢治コレクション6 「春と修羅: 春と修羅―詩Ⅰ」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第6弾です。

2017/08/17
「狐と韃ー知らぬ火文庫」朱川湊人 著(光文社)の装画を担当いたしました。

2017/08/01
終了しました
原宿gallery le mondeにて
チャリティー展「CAT POWER 2017」に参加しております。
今年で3年目の猫ちゃん絵のチャリティー展です。
売上金の一部が動物愛護団体へ寄付されます。
今年は総勢78名!年々増えてるみたいです。
会期中は様々なイベントも行われる模様です。
会期は8/1~8/13(月曜休)。
よろしくお願いいたします。
gallery le mondeのHPはこちら

2017/07/28
「お咒い日和」加門七海著(カドカワ)のカバー装画を担当しました。

終了しました
2017/07/03
銀座・月光荘画室1にて
個展「IHATOV」を開催いたします。
昨年から担当させて頂いている
「宮沢賢治コレクション」の装画・挿絵に、
数点描き下ろしを加えて展示いたします。
タイトルの「イーハトーブ」とは宮沢賢治の心象世界中の理想郷とされています。
賢治のふるさと「岩手」が語源とも。作中にも登場するこの言葉の響きが好きで、
そこに住まう物語の主人公や風景の絵を集めた展示に添えたいと思いました。
ぜひご覧ください。
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千海博美 個展 [イーハトーブ]
2017年7月17日(月)-23日(日)
11:00-19:00(最終日のみ16:00まで)
月光荘画室1
〒104-0061
東京都中央区銀座8-7-2 永寿ビルB1F
TEL 03-3572-5605
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よろしくお願いいたします。
DM郵送ご希望の方「contact」よりお名前ご住所をお知らせくださいませ。
順次発送いたします。

2017/06/22
「宮沢賢治コレクション5 なめとこ山の熊: なめとこ山の熊―童話V」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第5弾です。
表題作のなめとこ山の熊を大きくドーーンとレイアウトしてみました。
森をのしのし歩く熊と、あざみ。色が気に入っています。
デザインはアルビレオさん。
1~5巻まで、見返しには装画から抽出したモチーフを使った異なるデザインになっており、
今回はこのあざみの花を使ってくださっています。凄く可愛いので、ぜひ書店でご覧ください。

2017/06/05
「夫婦の中のよそもの 」エミール・クストリッツァ 著 田中 未来 翻訳(集英社)の
カバー装画を担当しました。
映画『アンダーグラウンド』『黒猫・白猫』などで知られる映画監督、
エミール・クストリッツァ初小説。連作4編、独立2編の短編集です。
デザインは川名潤さん。いつか一緒にお仕事したいと思っていての念願でした。
…かっこよく装丁して頂いて嬉しい。

2017/05/25
「宮沢賢治コレクション4 雁の童子: 雁の童子―童話IV」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第4弾です。
表題作の童子と村の子供たちを今回は珍しく木をくり抜いて制作しました。
デザインはアルビレオさん。
背景色はお任せした今回、
このベビーピンクが本当にしっくりきていて気に入っています。
こういう発見が、イラストレーター冥利に尽きるというか、嬉しい瞬間です。

2017/03/23
「稽古とプラリネ 」伊藤 朱里 著(筑摩書房)のカバー装画を担当しました。
お稽古事教室の取材に励む29歳のライター南に突然訪れる親友の転機。
期待の新鋭が投げかける女性の友情の今。太宰治賞受賞第一作。
アラサー女性の友情とその現実をテーマにした物語です。
作中にはフリーライターである主人公が体験する「お稽古」が登場します。
同年代あるあるな内容が沢山出てきました。
人生甘くはないけど、悪くないな…と思えるようなお話です。
デザインは鈴木久美さん。甘すぎないすっきりしたデザインで、
カバーと取った表紙にもイラストを使って頂きました。
ぜひ手に取って見てください。

2017/03/17
「TRANSIT35号 南インド・スリランカ スパイス香る楽園へ」(講談社 Mook)
「食べるスパイス」「癒やしのスパイス」の扉絵を担当しました。
TRANSITは眺めるだけで楽しい、旅へ出たくなる雑誌です。
実は学生時代の同級生がデザインを担当していて、
昔そうと知らず売り込みに行ったこともあります。
社会人になって、こうやって仕事で繋がれるのは嬉しいことです。
担当した「食べるスパイス」「癒やしのスパイス」の扉絵はworksのページに。
カレーを食べるインド人と、アーユルヴェーダを受けているスリランカ人。
個人的に興味のあるテーマだったので、楽しんで描きました。

2017/03/15
「宮沢賢治コレクション 3 よだかの星: よだかの星―童話III・初期短篇」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第3弾です。
「よだかの星」はその醜い容姿から皆に存在を認めてもらえず、
星々からさえ嫌厭されても強く願い、空を飛び続けたよだかはついに星になるーー
かなりざっくりした説明ですが。。
装画にはよだかを美しく、星になった姿を描きたいと思いました。
ネタバレと言われればそれまでなのですが。
裏表紙にカシオペア座、袖の部分にはオリオン座とおおぐま座を配しています。
デザインはアルビレオさん。
今回はタイトルが縦に入っていて、国語の教科書のような佇まいが嬉しいです。

2017/03/07
「下衆の極み」林真理子著(文藝春秋)のカバー装画・挿絵を担当しました。
「朝、ハンドバッグを開けたら、中からサツマ揚げが出てきた」。
トランプ、SMAP解散、ゲス不倫、母の介護まで、激動の社会を揺るがぬ視点で見つめる。
週刊文春にて33年連載されている林真理子さんのエッセイ第30弾です。
(33年てすごい。。)
タイトルからインパクト大ですが、表紙はそれと反してシックに。
噂話をする女性たち、秘密の花園的なイメージです。
デザインは文藝春秋デザイン室の関口信介さんです。
今回は初めて挿絵にラフの線画を採用していただきました。
しかも箔押しになっていて感激でした。

2017/02/19
「わたつみ」花房観音著(中央公論新社)のカバー装画を担当しました。
いくら逃げようとしても、故郷からは、逃れられない―。
東京から故郷へ戻ってきた京子は、
かまぼこ工場(わたつみ)で働き始める。
女性の多い職場には、好奇の目と嫉妬心が渦巻いていた。
日本海を望む田舎町に生きる女たちの物語。
Web中公にて連載されていた作品の単行本化となります。
装画には登場人物の女たちを貝殻に見立てて描きました。
貝殻の独特の形はとてもエロチックでもあって、
この作品にぴったりのモチーフだと思いました。
デザインはアルビレオさん。
書体にも青の陰影がかかっていて素敵です。

2017/01/25
「宮沢賢治コレクション2 注文の多い料理店: 注文の多い料理店―童話II・劇ほか (シリーズ・全集)」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第2弾です。
「注文の多い料理店」は 国語の教科書でも読んだ名作ですね。
子供の頃に怖いなと思っていたのですが、
…大人になっても怖いですね。笑
もちろんそれは大人でも引き込まれる文章だからだと思います。
金ピカの香水瓶、青い瀬戸の塩壺などのアイテムにも惹かれます。
デザインはアルビレオさん。
このくすんだグリーンもとっても乙だなと。

2017/01/19
「楽園」花房 観音 著 (中公文庫)のカバー装画を担当しました。
京都の鴨川のほとり、かつて男が女を買いに訪れた場所、五条楽園。
その跡地で巻き起こる、女の価値と情念の物語。
単行本に引き続き、文庫もカバー装画を担当させていただきました!
今回は「蛇と林檎」。作中に登場する女性たちはまさに蛇の様で、
疑い、焦り、嫉妬とその艶めかしさを秘めています。
デザインはこちらも引き続きアルビレオさん。
背景色の紫が私にはとても新鮮で、妖しくて気に入っています。

2017/01/12
「殺し屋、やってます。」 石持 浅海 著(文藝春秋)の
カバー装画・その他を担当しました。
安心・安全のシステムで、殺し屋、やってます。
650万円の料金で人殺しを請け負う「殺し屋」、富澤允。
殺し屋が解く日常の謎シリーズ。
ということで新年早々物騒なタイトルですが、、、
ターゲットの奇妙な行動から、この殺し屋の食指は動くようで。。
殺人云々よりそこにフォーカスが当たっているので、
任務遂行は至ってあっさりな物語。
デザインは文藝春秋の野中深雪さん。
実は私が初めて売り込みに行った時、絵を見てくださった方です。
ご一緒する機会が巡ってきて嬉しい限り。

2017/01/02
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
皆様の2017年が素晴らしい年になりますように。
今年は1月から装画を担当した書籍が幾つか刊行予定です。
制作活動にも益々励んでいきたいと思っています。

2016/12/21
「宮沢賢治コレクション1 銀河鉄道の夜: 銀河鉄道の夜―童話I・少年小説ほか (シリーズ・全集)」(筑摩書房)の
カバー装画・挿絵を担当しました。
宮沢賢治生誕120周年を記念して刊行される全十巻の第一弾です。
宮沢賢治の著書に関われることが本当に感激です。
彼の文章、言葉の選び方、物の捉え方を通し、
日常で見逃してる幸せに気付かされるような感覚です。
デザインはアルビレオさん。
これから十巻、よろしくお願いいたします。

2016/11/22
「二壜の調味料」
ロード ダンセイニ著・小林 晋翻訳(早川書房)の
カバー装画を担当しました。
調味料のセールスをしているスメザーズと明晰な頭脳を持つ青年リンリー。
エラリイ・クイーンと江戸川乱歩が絶賛した表題作をはじめ、探偵リンリーが活躍するシリーズ
短篇9篇を含む全26篇を収録。忘れがたい印象を残す傑作ミステリ短篇集!
さながらホームズとワトソンのような2人が挑む事件の数々。
60年以上前に書かれた作品ですが、そのクラシックで不穏な雰囲気に引き込まれます。
読み手の想像に委ねるような描写は、個々で受け取り方が違ってくるからとても面白い。
デザインはアルビレオさん。
大胆なフォントと浮かび上がる二壜が印象的です。

2016/11/16
「ノスタルジー1972」
重松 清 ・中島 京子 ・堂場 瞬一 ・朝倉 かすみ・早見 和真 ・皆川 博子著(河出書房新社)の
カバー装画を担当しました。
1972。何かが終わり、すべてが始まった年。
豪華執筆陣がノスタルジーとともに今に繋がる日本を描き出すクロニクルアンソロジー。
1972年という年に起こった出来事をテーマに、6名の作家さんが紡ぐストーリー。
高度経済成長、そして戦後27年。
生まれていなかったけど、その特有の高揚と切なさに胸が打たれます。
デザインは今回も鈴木成一デザイン室です。
カラッとしたこの装丁、私の初仕事「東京観光」を思い出しました。
…パンダがいるからかも。

2016/10/25
「アメリカーナ」チママンダ・ンゴスィ・アディーチェ著(河出書房新社)の
カバー装画を担当しました。
高校時代に永遠の愛を誓ったイフェメルとオビンゼ。
米国留学を目指す二人の前に、現実の壁が立ちはだかる。世界を魅了する作家による、三大陸大河ロマン。
と、いうわけでナイジェリア、アメリカ、イギリス各々の時代の2人を描きました。
表紙に使って頂いたのはナイジェリアで出会った頃、学生の2人です。
表4、背表紙、袖と絵が散りばめられておりますので、
ぜひぜひお手に取ってみて頂けたら嬉しいです。
デザインは鈴木成一デザイン室です。
書体のチョイスが鈴木さんて感じで、個人的に嬉しい。笑

2016/09/17
「ヴァラエティ」奥田英朗著(講談社)の装画を担当しました。
単行本初収録の短篇をはじめ、現在入手困難となっているアンソロジーの短篇、
唯一のショートショート、数少ない貴重な対談などを収録。
「ヴァラエティ」というタイトル通り、内容盛りだくさんの作品です。
今回の装画はgalleryにございます「Out of Water」という作品
プラス新しくお魚を描き下ろしいたしました。
デザインは鈴木久美さんです。洋書のような佇まいで素敵にしてくださいました。
画像だと分かりにくいのですが、紙自体に△の柄?があるようで、
光にあてるととても綺麗なのです!ぜひ書店でご覧ください。

2016/07/05
終了いたしました。ご来場ありがとうございました!
曙橋queue galleyにてセレクト展に参加いたします。
3月に個展をさせていただいたクーギャラリーにて
1~5月まで展示した作家5名のセレクト展を開催する、
とのことで私も参加させていただいております。
会期は7/5~7/30(日祝休)です。
queue galleryのHPはこちら

2016/06/17
「ねこのおうち」柳美里著(河出書房新社)の装画を担当しました。
ひかり公園で産まれた六匹のねことその家族が奏でる “命” の物語。
6匹+お母さん猫で7匹の猫を描かせていただきました。
7匹それぞれの貰い手である人間にフォーカスされているのですが、
常にそこに寄り添うように、そっと猫が見つめています。
猫の絵の背景には春夏秋冬の植物や飼い主の家の風景を配しています。
今回はカバーの絵を挿絵としても使っていただきました。
ぜひ手にとって中のページもめくってみてください。